セントラル便り

おたふくかぜについて

おたふくかぜについて 6月から7月にかけて全国的に流行している、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)についてお話いたします。流行性耳下腺炎は、ムンプスウイルスの飛沫感染によって起こります。このムンプスウイルスを殺すお薬は、今のところないため、治療方法がないのが現状です。ですから、感染を起こさないようにワクチンを受けることをお勧めしています。アメリカでは、州によって異なりますが、1回もしくは2回の予防注射が子供たちになされているのが現状です。

流行性耳下腺炎の主な症状は、みなさんご存知のように耳下腺の腫脹(片側または両側)と痛みです。発熱を伴なうこともあります。約7日から10日ぐらいで耳下腺の腫脹が消失すれば治癒したと判断されます。感染者の約25%ぐらいが無症状で経過します。合併症では、無菌性髄膜炎が一番多く、約10%に発生するとされてます。

重度の合併症としては、約1000人に1人が脳炎を起こすとされています。もう一つの合併症が、難聴です。報告によって異なりますが、約1/1000から1/20000とされています。それともう一つ忘れてはいけない合併症として、思春期以降の男性が感染しますと、20%から30%ぐらいの頻度で、睾丸炎や副睾丸炎がみられます。耳下腺炎はとてもありふれた病気と考えられていますが、上記したように様々な合併症がありますので、ワクチンを受けることをお勧めいたします。 おたふくかぜについて
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