- 右大腿骨頸部骨折後、歩行困難となる。ADLの状況。移動、食事、排泄、着衣、清潔すべて全介助を要する
移動:
歩行困難にて車椅子にて移動。臥床時、膝を曲げることや腰を浮かせることもできない。下肢を多少動かすことは可能
食事:
自分で箸やスプーンを持って食べようとはしない。持っても口元まで運べない
排泄:
おむつ使用。無尿、排便は一日おきにあり。黄色で比較的硬く量は少ない。3回に1回の割合で摘便している
着衣:
腕は多少動かすことはできるが、腕を持ち上げることができない
清潔:
入浴は市の入浴サービス(週1回)。顔面は朝の洗面(タオルで拭く)。口腔は義歯の手入れとうがい(朝、夕)。陰部は排便時のおむつ交換時清拭
- 1日に車椅子で過ごす時間は5〜6時間。座っていてもすぐウトウトしてしまう。活気なく発語少ない
- 食思低下している
- Yさんより食べたいというニーズは少ない
- 1日3食は食べているが摂取量が少ない。水分は1日 400ml〜500ml
- 米飯は茶碗に1/2程度
- 副食は2〜3種類
- 食物に対しては、元来より好き嫌いは少ないが、好物はイチゴとウナギ
- 検査データ(透析前値)
| Hb |
7.1g/dl |
| TP |
6.7g/dl |
| Hct |
25.6% |
| ALB |
2.5g/dl |
| BUN |
29mg/dl |
| Cre |
5.7mg/dl |
| K |
3.3mEq/l |
| P |
2.5mg/dl |
| Ca |
9.0mg.dl |
| グルコース |
161mg/dl |
| HbAIC |
5.1% |
- 右下腿に 2.5cm×2.0cm の大きさのびらん(褥瘡)がある。深さは 1.0cm ですりばち状になっている。浸出液認める
- 褥瘡は骨折後の10月頃に発生(4ヵ月前)
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1)傾眠状態に関連したADLの低下
移動:
立位保持ができない
食事:
スプーンを持つことはできるが口元までもっていけない
排泄:
おむつを使用し自分で膝を立てることもできない
着衣:
腕は多少動かすのは可能だが袖を通すことはできない
清潔:
洗面動作もできない |
- 現在のADLよりもアップできるようにもっていく
- トータル時間を今より長くもっていく
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OP
- ADLの状態の把握と観察。動作、食事量、排泄量、表情、発語、一般状態
- 車椅子に座っている時間を延長させる(6〜7時間)
- 視覚や聴覚による刺激を与える
TP
- 車椅子に座る時間を長くする(午前30分、午後30分)
- 座っているとき、手の指先や足の指先を動かすようにする。同様にマッサージを10〜15分間施行する
- 自分の足を動かしたり、腕を動かすように働きかける
- テレビやテープをつけて聴覚の刺激を与え傾眠を避けるようにする
- 介護者はできるだけ声かけや会話をするようにする
EP
- 透析日ごとに介護者との情報交換をし、ADLのアップへとすすめるよう目標を同一として、指導し、協力を得る
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