セントラル便り

7つの健康習慣

つくばセントラル病院
院長 竹島 徹

 長生きの秘訣といいかえても良いと思います。
 ガン、脳卒中、心臓病の三大死因を予防して、仮にゼロにすることができたとすると、理論数値的には、平均寿命は、さらに十年近く伸びるとされています。

 「7つの健康習慣」というのがあります。とくに、予防医学、社会医学に携わっている方なら知っている人が多いと思います。たった7つの生活習慣を守ることによって、病気の予防、健康の保持増進になるのですかと、多くの人は疑問に思われるかもしれません。しかし、これもそれなりに根拠があります。数千人の集団を使って調べてみると、この程度でもかなり寄与しています。病気の予防、長生きまで影響しているということが分かっています。

 下記はカリフォルニア大学のロサンゼルス分校UCLAのブレスロー先生らの研究成果で「ブレスローの7つの生活習慣」といわれています。 7つの健康習慣



「睡眠時間は7〜8時間とる」
「朝食はほぼ毎日とる」
「間食はあまりとらない」
「体重は標準である」
「運動、スポーツをしている」
「酒は大量にとらない」
「タバコは吸わない」

これはそれなりに裏付けられています。これを6つ以上守っている場合、45歳の男性ならあと33年近く生きられるのに、これをあまり守っていない人は、たとえば3つ以下の男性は、21年くらいしかいきられないということです。

 そしてこれに付け加えれば、マ−セラ博士のストレス対処法ということになります。
 アメリカ心理学会の第一人者であるハワイ大学のマ−セラ博士が来日され、 ある方と対談した際に、心の健康を保つには、としてストレスの対処の方法を語っています。

  1. 日々の生活を整える
  2. 前向き、建設的に考える
  3. すべきことを後回しにしない
  4. 祈り、反省の時間をもつ
  5. 適度の栄養、運動、睡眠
  6. 地域のグループで交流する
の6項目をあげていました。

 一方、元浜松医大教授の大原氏は、心の病気の予防、治療として、

  1. 生活にリズムを持つ、
  2. 人生に目標を持つ
ことが大事と述べています。

 結論として、長生きするには7つの健康習慣に加えて、心の健康が大事と申し上げたいと思います。

 皆様のご健康を心より祈っております。


●守っている健康習慣の数から、次の表によって、
あなたの、あと生きられる年数を知ることができます。


守られる健康習慣数45歳55歳65歳75歳
0〜3◎21.6年13.8年10.6年7.4年
4〜526.220.213.710.2
6〜7★33.125.017.411.2
0〜328.620.212.48.6
4〜534.125.117.311.7
6〜735.827.819.912.5

例:6つ以上守っている45歳の男性は、あと★33.1年ですが、
3つ以下の男性は◎21.6年となり、11.5年も差があります。(加納克己氏の講演からの引用)



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