社会医療法人 若竹会 つくばセントラル病院

放射線治療棟 サイバーナイフセンター

〒300-1211 茨城県牛久市柏田町1589-3


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切らずに治す!最先端定位放射線治療サイバーナイフ

放射線治療に関すること

Q 放射線治療ってなんですか?
A 手術、化学療法と並ぶがん治療の3本柱のひとつで、放射線療法には体の外から照射する外照射と、放射線を出す小さな線源を病巣付近に入れて体の中から照射する内部照射があります。手術をすれば傷跡が残り、身体の形や機能が損なわれるような場合でも、放射線療法では切らずにがんを治療することが可能です。近年では、腫瘍に放射線を集中して照射する治療方法(定位照射や強度変調放射線治療など)も可能となり、さらに副作用が少なくなっています。サイバーナイフ放射線治療も外照射です。

Q なぜ放射線治療でがんは治るのですか?
A 放射線は、細胞のDNAに直接的または間接的に作用して細胞が分裂する能力をなくしたり、細胞が自ら死んでいく過程であるアポトーシスという現象を引き起こしたりすることにより、がん細胞を死に至らしめます。放射線はがん細胞だけでなく正常細胞にも作用しますが、正常細胞はがん細胞よりは障害の程度が軽く、放射 線照射前の状態に回復することがほとんどです。また、正常組織には放射線がなるべくかからないように照射しますので、副作用は許容できる範囲に抑えられます。

Q 手術療法との違いはなんですか?
A 手術と異なり、身体に傷を付けることなく治療が可能です。放射線をあてても、患者様は痛みや熱さを感じることは無く、手術のように麻酔をかける必要もありません。治療後も臓器の機能・形が維持されることが多い為、患者様の身体への負担も少なくすることが可能であり、日常生活に近い状態で過ごすことができます。また、身体への負担が少ないのでご高齢の方、合併症があって手術を受けられない方でも治療できることが多いのが特徴です。

Q 定位放射線治療とはなんですか?
A 定位放射線照射(Stereotactic Irradiation:STI)とは、病巣に対し多方向から放射線を集中させる方法です。通常の放射線治療と比較し、周囲の正常組織に当たる線量を極力減少させることが可能です。定位放射線照射には、1回照射の定位手術的照射(Stereotactic Radiosurgery:SRS)と、数回に分割して照射する定位放射線治療(Stereotactic Radiotherapy:SRT)に大別され、サイバーナイフはガンマナイフと異なり、どちらの照射法も可能です。定位放射線照射では、治療装置や患者様を固定する精度をmm単位で管理しています。
 
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サイバーナイフ放射線治療に関すること

Q 治療にはどれくらいの時間、日数がかかりますか?
A CT、MRIの検査画像を見た上で判断致します。1日30分程度の治療で、1日で終了する場合もあれば、5日程度かかる場合もあります。腫瘍の状態で治療時間は変わってきますが、3日間で治療する例が多いです。

Q 治療にはどれくらいの費用がかかりますか?
A サイバーナイフ治療は保険が適応されます(一部保険適応外)。3割負担の方であれば19万円程度です。目的の腫瘍に対しての照射において、照射が1回で終わっても、複数回で終わっても料金は変わりません。しかし、照射の仕方によっては異なる場合もございますので、診察時にご説明いたします。入院費用などは別途請求させていただきます。ご不明な点はお気軽にお尋ね下さい。

Q 全脳照射を行った後でもサイバーナイフ治療ができますか?
A 通常は可能ですが、全脳照射の治療を行った施設での照射記録を参照する必要があります。必ず、前医での治療データをご持参ください。

Q 治療中、痛みはありますか?
A 治療による痛みはありません。しかし、マスクをつけて硬い枕の上で40分ほど、横になっていていただきますので多少の窮屈さや圧迫感があります。

Q 治療中、気分が悪くなったらどうすればいいですか?
A 治療中はいつでもナースコールを鳴らすことができます。ナースコールを鳴らせばスタッフがすぐに伺います。途中で休憩を取ることも可能です。

Q 途中休憩はできますか?
A 治療の途中で休憩したり、トイレに行ったりすることは可能です。休憩後は続きから再開します。

Q 治療期間中や治療後の日常生活に制限はありますか?
A 制限はありません。ただし、治療期間中は顔や体にマークを付ける事がありますので、マークが消えないように気を付けていただきます。もし、消えてしまった場合には、ご自身で書き直さないようお願い致します。
 
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適応疾患に関すること

Q 適応疾患は?
A パンフレットより抜粋
頭蓋内疾患:原発性脳腫瘍 ( 良性 ・悪性 )
       ・脳下垂体腫瘍、聴神経腫瘍、髄膜腫、頭蓋咽頭腫、血管芽腫、

      転移性脳腫瘍
       ・脳血管疾患 ( 脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、海面血管腫 )

機能的疾患:三叉神経痛 ( 保険適応外 )

頭頸部疾患:副鼻腔がん ( 上顎洞がん、前頭洞がん、蝶形骨洞がん、鼻腔がん )
      口腔がん(舌がん、口腔底がん、歯肉がん )
      咽頭がん ( 上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がん、喉頭がん )
      唾液腺がん ( 耳下腺がん、舌下腺がん、顎下腺がん )
      眼窩腫瘍
      頸部リンパ節転移、神経鞘腫

脊椎疾患:転移性脊椎腫瘍、脊髄腫瘍、脊髄動静脈奇形など

体幹部疾患:肺癌、肝癌など

Q 体幹部の照射(肺がんや肝臓がん)はできますか?
A 当院のサイバーナイフは体幹部照射が可能な放射線治療装置です。診察は非常勤の放射線腫瘍医が行います。

Q 体幹部照射におけるマーカーの留置は?
A 体幹部照射を行う場合、腫瘍が呼吸により動く場合には、治療計画前に体内マーカーの留置を行います。マーカー留置は肺がんの場合には当院呼吸器内科医、肝臓がんの場合には消化器内科医に行っていただきます。
 
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予約に関すること

Q サイバーナイフ治療を受けたいのですが?
A まずはかかりつけ医にご相談ください。その上で、治療することを希望されるのであれば放射線治療棟にご予約の上、ご来院ください。受診の際は主治医の紹介状、 MRI・CT・PET等の画像データ、保険証が必要となります。かかりつけ医がいない場合には、診察のご予約をお取りしますので、放射線治療棟へご連絡ください。

Q 予約の仕方は?
A サイバーナイフ放射線治療は完全予約制ですので、事前に放射線治療棟までご連絡ください(Tel:029-874-7902)。診察予約日に来院していただき、当院の医師の診察を受けていただきます。

Q 予約の日時変更・キャンセルはできますか?
A 予約の変更は可能ですので、ご連絡ください。ただし、治療が開始した後では、治療期間中の時間の変更は出来ますが、日にちの変更はできませんのでご了承ください。

Q いつ診察をやっていますか?
A サイバーナイフの診察は、月曜、火曜、木曜、の午前中と金の午前・午後に行っています。診察予約時間は、午前が9:00〜11:30、午後が14:30〜16:00です。

Q 治療前検査はいつやっていますか?
A 治療計画用CT検査及びMRI検査は月曜〜金曜の12:30〜14:00の間に行っています。

Q 治療はいつ行っていますか?
A サイバーナイフ放射線治療は月曜〜金曜まで行っています。予約時間は午前が9:40〜11:40、午後が13:40〜16:20です。
 
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診察・入院に関すること

Q 本人に告知せずに治療することは可能ですか?
A 病名をご本人にお知らせせずに治療を行ったケースもあります。

Q いつ診察をやっていますか?
A サイバーナイフの診察は、月曜、火曜、木曜、の午前中と金の午前・午後に行っています。診察予約時間は、午前が9:00〜11:30、午後が14:00〜16:00です。

Q 入院することはできますか?
A ご希望によって入院することはできますが、照射の状況などによって異なりますので、診察をしてサイバーナイフ治療の適応が決定してから入院できるか判断致します。また、入院の際は別途費用がかかります。

 
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治療計画検査・経過観察に関すること

Q どのような検査を行いますか?
A CT検査とMRI検査を同日に行います。MRI検査においては疾患によっては行わない場合もあります。CT検査及びMRI検査では造影剤(CTではヨード造影剤、MRIではガドリニウム造影剤)というお薬を使用して検査を行います。造影剤に対するアレルギーがある場合は事前にご連絡ください。また、CT検査時にサイバーナイフ治療時に患者様を固定する固定具の作成も同時に行います。

Q どのような固定具ですか?
A 頭部、または頭頸部の場合は患者様それぞれの顔に合ったマスクを作成します。熱で柔らかくなるプラスチックのシートで型を作ります。作成時お顔に温かいプラスチックのシートがかかりますが、温かい程度ですので動かさないようにご協力お願いいたします。この固定具の作成は10分ほどで終了します。疾患によってはマスクではない固定具(体の固定など)を使用する場合もございます。

Q 治療後すぐに効果があらわれますか?
A サイバーナイフ治療をはじめ放射線治療は、一般に効果が出るまでにはある程度の時間がかかります。

Q 経過観察を目的とした診察は行いますか?
A 放射線治療は一般に効果が出るまでに時間がかかります。そのため治療が終わった後は腫瘍の形状や大きさの変化、再発の確認、新たな病変の確認などを目的に定期的に画像診断検査を受けていただきます。検査の期間は疾患により異なりますので、詳しくは診察時にご説明致します。
 
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副作用に関すること

Q 治療後、髪の毛が抜けることはありますか?
A 病変の位置によって異なります。まばらに抜けたり、局所的に抜けたりすることはありますが、一時的なものになります。

Q どのような副作用が出ますか?
A 照射部位や疾患により副作用は様々ですが、サイバーナイフにおける放射線治療は腫瘍に限局して放射線を当てる為、あまり副作用の発生はありません。生じる可能性がある副作用は、局所的な脱毛や皮膚の発赤、喉のあたりでは唾液腺の影響による口の渇きなどがあげられます。

Q 放射線治療の副作用にはどのようなものがありますか?
A 放射線の副作用には、放射線治療している期間における早期の副作用(急性反応)と、放射線治療終了後しばらくして生じる後期の副作用(晩発性副作用)があります。一般に早期の反応は、実質細胞組織の放射線に対する直接的反応であり、後期の反応は毛細血管や間質結合組織の障害と考えられます。早期の反応は局所反応と全身反応に分けられ、局所反応には照射部位の皮膚炎や粘膜炎などが含まれます。全身反応は通常のリニアックによる治療では生じる可能性はありますが、サイバーナイフ放射線治療では全身障害はありません。
 
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