 皮膚科 |
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 紫外線と皮膚 |
1.紫外線の種類
波長の長さによってUVA,UVB,UVCに分けられます.UVA,UVBの一部がオゾン層を通過し,地表に届きます.
2.紫外線が肌に及ばす影響
UVAは波長が長く,その35%〜50%が表皮を通過し,真皮まで到達し,肌を黒くさせる色素沈着(サンタン)を起こします.また皮膚の弾力線維や膠原線維にダメージを与え,しわの原因となります.
UVBは波長が短く,真皮まで到達せず,表皮で急激に作用して,肌を赤くさせる炎症(サンバーン)を起こし,しみやそばかすの原因になります.
3.日焼けの個人差
タイプ1:日本人の15〜20%,日焼け後すぐ赤くなり,数日後にはあとが残らない.
タイプ2:日本人の60〜70%,日焼け後赤くなり,数日後褐色になる.
タイプ3:日本人の10〜15%,日焼け後あまり赤くならず,急激に黒くなる.
タイプ1の人が一番日焼けをしやすいです.
4.日焼け対策はいつごろから
紫外線は3月ごろから増え始め,6,7月ころに最も強くなります.冬場でも紫外線は常に降り注いでいるので,年間を通じた紫外線対策が必要です.また,紫外線は雨の日でも20〜30%,曇りの日でも50〜80%位降り注いでいますので,雨や曇りの日も対策をしましょう.一日のうちで午前10時から午後2時までに1日半分以上の紫外線が降り注いでいます.
5.日焼け止め
PA:UVAをどれくらい防止できるかの目安です.
+:効果がある? ++:かなり効果がある? +++:非常に効果がある
SPF:UVBをどれくらい防止できるかの目安です.
たとえば何も塗らないとき20分で肌が赤くなり始める人が,SPF30の日焼け止めを使用した場合30×20分=600分肌が赤くなるのを防ぐことができます.
ただSPFが高いと刺激が強いため,SPF20〜30を使用するとよいでしょう.
6.紫外線を防ぐには
日焼け止めを適量むらなく塗りのばしましょう.一日3回くらいは塗りなおしましょう.日焼けしやすい額,鼻,頬などは丁寧に,首,耳などは塗り忘れないようにしましょう.
更に帽子やサングラスをすると効果的です.
7.皮膚が弱い人や子供は
低刺激の日焼け止めを使いましょう.はじめは腕や足などにつけてみて,かぶれないことを確かめてから,顔につけるようにしましょう.
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