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今回のお話しは降圧剤についてです。いろんな内服薬がありますが,強弱があります。さらに遺伝子の働きで相性があります。残念ながら相性は遺伝子学的検索をしなければならないので,費用的に困難です(1薬剤100万円します)から,実際に服用して確かめなければなりません。そのため,投薬時に副作用のお話しをする事があります。皆さんは薬局で処方されるときに内服薬の絵入りの簡単な説明書を渡されると思います。しかしそこに書かれた副作用が必ずしも生じるわけではありません。たいていの副作用はアレルギー反応が多いためです。しかし問題となる副作用は実は薬自体の作用機序に関係してきます。筋肉に作用するのか,皮膚に作用するのか,将又腸管や尿に作用するのか,解っているようで解っていない事項も多々あります。成る程製薬会社が実際に薬として販売するまでには第1相から3相に至る治験を行い,販売してから第4相治験を行うわけですが,それでも予想しなかった作用機序ならびに副作用がでる事が多いのです。100%安全な薬などは実際に存在しないのが実情です。しかしそこで総てのものが副作用と捉えるのも危険です。そのため,処方した医者とよく相談しましょう。ただし,日本の外来は外国と異なり保険で賄われているため,時間的な制約が可成りあります。ちなみに外国では保険でカバーされている部分は少なく,診療時間を買っているのです。
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