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乳がん先進国のアメリカでは、乳がん検診の受診率は60%を越えており、乳がんにかかる人の割合(罹患率といいます)は依然として高いものの、乳がんによる死亡は1990年代から減少してきています。乳がんは早期に発見し、早期に治療すれば、「治る」がんなのです。 さて、日本ではどうでしょうか?まず、乳がんの罹患率は1990年代から急速に高くなってきています。これとともに乳がんによる死亡も増加しており、2005年度に乳がんで亡くなられた方は約1万2000人です。この数は交通事故の死者数よりも多いのです。 当院での自費検診は、年齢により女性の乳房の状態が異なることを考慮に入れて、その年齢で最も効果があると考えられる方法で行ないます。 55歳以上の方:視触診およびマンモグラフィー40歳以上55歳未満の方:視触診および超音波、あるいはマンモグラフィー 40歳未満の方:視触診および超音波検査 当院はマンモグラフィー検診施設 画像認定A評価を受けており、検診マンモグラフィー撮影認定診療放射線技師が撮影を行い、検診マンモグラフィー読影認定医師による読影を行っています。超音波検査に関しても乳腺超音波の超音波医学会認定検査技師と超音波専門医が行っており、精度の高い検査を行っています。さらにこれらの検査技師はすべて女性なので、安心して検査を受けていただくことができます。 マンモグラフィーは大変良い検査で、石灰化の描出に優れていますが、閉経前の女性の乳腺は厚く、マンモグラフィーでは乳腺は白く、しこりも白く写るので、乳腺の量が多いとしこりの有無の判別が困難です。超音波検査では乳腺は白く見え、しこりは黒く見えることがほとんどなので、小さなしこりでもよくわかります。また、ある程度までしこりの性状を知ることもできます。しかし小さな石灰化についてはわかりにくいことがあります。それぞれ一長一短があるわけですね。基本的には40歳未満の若い女性の検査や、短い期間に繰り返し検査を行うときには超音波検査が、閉経後の女性の検査にはマンモグラフィー検査がもっとも適しています。 |
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