 リハビリテーション |
 診療科のお知らせ |
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 認知症のリハビリテーション |
認知症は'いったん発達した知能の障害により自宅での日常生活が維持不能になった状態'をいいます.リハビリテーションの対象になるのは原則として,アルツハイマーなどを除く改善可能な疾患です.尚,当院では,認知症だけでの入院治療は行なっていません.脳血管障害などの疾患に合併した認知症を対象としてリハビリテーション治療を行なっています.
- 認知症の診断
- 診断は,医師・作業療法士・言語療法士,また,心療内科外来医師により行ないます.
広く行なわれている専門の診断テスト(長谷川式簡易スケール[HDR]・MMSE[Mini-Mental State Examination]で行ないます.これらは転数式で一定の点数以下の場合に診断され,点数が低いほど重篤となります.
- リハビリテーション
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他の疾患に合併している認知症は,活動性が低下しているため,筋力の低下・抑うつ状態・尿便失禁・関節の拘縮・食欲不振→低栄養,⇒寝たきりになることも多くなります.食事・入浴・衣服の着脱などの日常生活動作(ADL)の規則正しく出来るように介助・指導を行なうとともに,活動性低下による廃用症候群防止で筋力強化・関節可動域維持訓練を行ないます.
時刻・日時・生年月日が解からないことも多く,最近起こった生活上の情報を繰り返し伝えたり,医療関係者が廻診時患者さんの名前や自分の名前を言ったり,朝昼などの具体的な内容で会話をしたり,カレンダーに色々な出来事や予定を記入して毎日話すなどを行ないます.また,認知症では,古い記憶は覚えていることが多いので,幼少時・結婚時などの思い出を問い掛けるという心理療法が情緒不安に有効なことがあります.これらは,もし,退院して在宅になったときにも御家族が行なっても有効です.
また,毎日,決まった時刻に散歩をする・軽い認知症の場合には毎日日記を書いてもらう・得意なことや一番興味が今までにあったことを作業療法として行なう(裁縫・陶芸など)が効果があります.
認知症だけの症状固定の判断はかなり難しいですが,症状固定と判断したら,在宅・施設を選択して退院転院入所へ進めていきます.
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