医療法人つくばセントラル病院|診療科のお知らせ
リハビリテーション
リハビリテーションの対象になる状態(障害)とは
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 リハビリテーションの対象になる状態(障害)とは

以下の状態が当てはまり、その次に記載した方法で調べていきます

  • 麻痺(手や脚が動かない・動かし方が何かおかしい・手の細かい動きが変)
  • 拘縮(関節の動く範囲が制限されている)
  • 筋力低下・失調(手や脚の動きがぎこちない・歩き方が何か変)
  • 歩行障害(歩き方がおかしい)
  • 感覚障害(触っても感じない部分がある・強い痛みの部分があるなど)
  • 高次脳機能障害(失認・失行・見当識障害)
  • 構音障害(話し方が変・うまく話せない)
  • 嚥下障害(噛めない・飲み込めない)
  • 意識障害・痴呆症状・呼吸障害(呼吸器疾患に罹った時に行う)
  • 排尿障害(尿が出ない出せない)

以下の方法で状態をしらべます

麻痺Brunnstrom分類・ASIA分類(精髄損傷の場合)
拘縮関節の自動・他動の動きを可動域といい角度で表します.正常よりどのくらい制限されているかを調べます
筋力低下0〜5までで評価します
失調―診察方法があり原因の部位を推測します
歩行障害正常歩行との違いから原因の部位を推測します
感覚障害筆や小さな針やその他音叉なども使うことがあります
高次脳機能障害いろいろな評価があります
構音障害どの部位の神経の障害か調べます
嚥下障害口唇から喉頭までどの部位での障害かを内視鏡(喉頭鏡)や模擬食を使って調べます
意識障害JCS(Japan Coma Scale)・GCS(Grasgow Coma Scale)で評価
痴呆長谷川式簡易知能評価スケール・Mini-Mental State Examinationなどで評価
呼吸障害肺活量・1秒率など
排尿障害泌尿器科医に依頼して評価・治療
全てのリハビリテーション必要疾患に対して日常生活動作の評価をおこないます
日常生活動作(ADL)FIM・Barthal Indexで評価→退院後の生活支援評価に必要
* それぞれの状態に対応して,短期目標・長期目標を決めてリハビリテーションを開始します

そして,上記のような症状がみられる疾患がリハビリテーションの対象になります

対象疾患としては
整形外科疾患―骨折・ヘルニア・変形性関節症術後・腱断裂術後など
脳外科・神経内科疾患―脳梗塞・脳出血・脳腫瘍術後
神経内科疾患―様々の変性疾患=パーキンソン・様々な変性症
その他何科の疾患でも1日でもベッドレストの期間があると,筋力低下が起こって歩けなくなったり,関節が'かたまって'思うように動かせなくなったり,皮膚の状態が悪くなって'床ずれ'が発生するなどいわゆる'廃用症候群'が起こります.極端に言えば,全ての疾患が(入院の原因となった疾患を悪化させないかぎり)リハビリテーションの適応になります.

遂行方法は,理学療法・作業療法・言語療法で行います

理学療法
'関節がかたくなって動きが悪い・握力が落ちた・立ち上がるときにこしの力が落ちたようだ'
など様々な原因で筋肉の力が落ちたり・関節の動きが悪くなった などの状態を改善を目指します.
物理療法や運動療法があります
作業療法
'うちでいままでは日記をつけていたが今はやる気がしない・骨折をしてから指の細かい作業が出来ない・脳出血になってからは歯磨きやスプーンを使うことが出来ない' 元々,精神疾患にたいする療法として発展してきました.精神病院で,入院患者が衣服の縫製をしたり,ナメコの栽培をしたりしていることがいまでも見られますが,一般の病院では,QOL向上には必須です.パソコンの操作・陶芸・年度細工・調理・手指尖の様々な訓練など,手技は多様です.
言語療法
'脳梗塞になってから'ぱ行とな行が言えない(構音障害)・傍から見ていて左側にあるものに気付いていない・こちらが頼んだことがわからない・物のなまえが言えない(高次脳機能障害)・食事をするとよく咳き込む・水が飲み込めない(嚥下障害)'
様々な原因で発音が不明瞭になったり,脳血管障害や変性疾患でおこる一般の人が見ておかしな行動に対する訓練・様々な原因により口の中から食道の最上部の部分の障害が起こって発生する嚥下障害の訓練をします.特に,嚥下障害では,喉頭鏡検査で障害を直視下で診断します.
今後,リハビリテーション対象疾患を順次説明していきます.

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