医療法人つくばセントラル病院|診療科のお知らせ
整形外科
脊椎疾患外来**せぼねの病気
診療科のお知らせ
乳腺科
泌尿器科
麻酔科
歯科口腔外科
放射線科
整形外科
脳神経外科
外科
眼科
皮膚科
消化器内科

トップページ
ホームページ
 脊椎疾患外来--せぼねの病気 整形外科
1.せぼね(背骨)
せぼねは、からだを支える構造物です。椎間板と脊椎が組み合わさってできています。せぼねが動くのは椎間板があるおかげです。しかし、動きが負担になり、椎間板変性していきます。その結果、痛みの原因となってきます。
また、せぼねの中には神経が通っています。せぼねの障害は神経を障害することもあります。そのため手足のしびれや筋力低下を引き起こします。背骨は、頚椎(首の部分)、胸椎(むねの部分)、腰椎(こし)に分けられます。
2.せぼねの病気
頚椎部は、頭を支えかつ動きの大きい部位です。また、腰椎部も動きの大きい部位です。つまり、長い年月で見ると、相当大きな負担が加わる事になります。年齢による変化が、病的変化として現れやすいと言えるでしょう。
逆に胸椎は肋骨があり心臓や肺などの重要臓器を守っており、動きはちいさいです。病気の頻度としては、少なくなっています。
2−1頚椎
頚椎の中を脊髄が走行します。脊髄は、手足の神経の大元です。その脊髄が圧迫されると、手足にしびれや筋力低下が出現します。脊髄の圧迫の原因としては、椎間板の突出(いわゆる椎間板ヘルニア)、靱帯の骨化(後縦靱帯骨化症)、骨棘(骨のでっぱり、椎間板の変性に伴って生じる)などがあります。
頚髄症が疑われたら、MRIを撮影する必要があります。入院の必要はなく、外来で施行できます。この検査で、脊髄の圧迫の有無、程度がわかります。症状が軽いしびれのみで、脊髄の圧迫も軽度であれば、頚部をカラーで固定して様子を見ます。カラー固定をするのは、頚部の動きによる脊髄への悪影響を減らすためです。就寝時以外はカラーを装着し、2週間後に効果の有無をチェックします。効果があれば必要に応じて装着期間を延長します。しびれが消失、あるいは気にならない程度に軽減すれば、カラーをはずし、再悪化してこないかどうか見ていきます。
初診時にしびれのみでなく手の動かしにくさも自覚されているような場合は、重症と考えられます。たとえば、ボタンかけ、食事の際の箸の動作、書字などの際に障害を感じます。このような運動機能障害を認め(その程度にもよりますが)MRIで脊髄の強い圧迫が認められる場合は、手術の適応になります。一般的な手術法は、脊柱管(脊髄の通り道の管)を拡大する方法です。全身麻酔下に行い、手術時間は約2時間で、ふつう輸血の必要はありません。術後数日で歩行可能です。入院期間は3週間程度です。
頚髄症の治療上留意すべき事があります。それは、脊髄という神経組織は一度障害を受けてしまうとなかなか回復しにくいという特徴を有しているということです。つまり、手術をして圧迫障害を取り除いても症状が残存しやすいのです。症状がひどくなる前に、外来受診されることをおすすめします。
2−2胸椎
胸椎部では、病気の頻度は少ないのですが、重症になりやすいという特徴があります。症状は、頚髄症の症状から上肢の症状を除いた症状となります。つまり、胸腹部から足の症状が中心となります。
脊髄の圧迫の原因としては、椎間板の突出(いわゆる椎間板ヘルニア)、靱帯の骨化、骨棘(骨のでっぱり、椎間板の変性に伴って生じる)などがあります。症状が進行性のことが多く、手術治療が必要になってきます。
2−3腰椎
椎間板ヘルニアでは、保存的治療法が優先されます。外来では、安静、内服薬、コルセット、硬膜外ブロック等の治療を行います。疼痛が改善しなかったり、麻痺(しびれや筋力の低下)が進行する場合は、入院治療が必要になります。脊柱管狭窄症でもほぼ同様ですが、ヘルニアよりは硬膜外ブロックの効果が期待できます。脊柱管狭窄症では、間欠性破行という症状が出現することがあります。長時間の歩行で、下肢痛、下肢の筋力低下が出現し、腰を曲げると(椅子に腰かける)と症状が改善し、また歩けるようになります。長時間の立位でも同様の症状がでることがあります。この症状は、なかなか治りにくく、手術が必要になってきます。
分離症は、成長期のスポーツ選手(特にジャンプ競技)に認められることがあり、スポーツの中止、コルセット装着で分離部が癒合することがあります。
3.脊椎疾患外来
セカンドオピニオン目的も歓迎いたします。
詳細につきましては、直接整形外科外来へお問い合わせ下さい。

Copyright © Tsukuba central hospital.All rights reserved.