診療科・部門

栄養科

はじめに

私たち栄養科は、患者様に美味しく安全な食事を提供するとともに、一人ひとりの病態に見合った栄養管理を行うことで栄養状態の維持改善を目指し、他職種とともに早期回復・早期退院に向けて支援をさせていただきます。

スタッフ紹介(2023年4月現在)

管理栄養士(常勤) 6名
栄養士(非常勤) 1名
給食委託会社:株式会社レパスト 25名

学会認定等(2023年4月現在)

日本糖尿病療養指導士認定機構
日本糖尿病療養指導士
2名
日本臨床栄養代謝学会
栄養サポートチーム専門療法士
1名
栄養サポートチーム専任研修修了者 1名
日本病態栄養学会
病態栄養認定管理栄養士
1名

主な業務内容

栄養管理について

入院中の栄養管理

予約入院の患者様は、入院サポートセンターにて事前に面談を行い、食品アレルギーや治療食の適応、栄養状態などについて予め確認させていただきます。入院後は、病棟担当の管理栄養士が患者様一人ひとりの病態に沿った栄養管理を行い、必要に応じて個別メニューへ調整を行ったり栄養指導を行ったりすることで治療が円滑に進むようサポートさせていただきます。また、口から食事を摂ることが難しい経管栄養や静脈栄養の患者様に対しても、より良い栄養療法について他職種と相談しながら検討を行うなど、全ての患者様に寄り添った栄養管理を心がけております。

栄養指導(入院・外来・訪問)
入院栄養指導
外来栄養指導

糖尿病・腎臓病・脂質異常症・消化管術後・炎症性腸疾患・がん・低栄養・嚥下障害など、栄養面から治療が必要とされる患者様に対して、個々の生活スタイルに見合った食事療法が行えるよう支援を行っております。また、入院中の患者様が転院される際には栄養情報提供書を作成し、切れ目のない栄養管理を行えるよう施設間での情報共有にも努めております。栄養や食事についてご不明な点がございましたら、主治医へご相談ください。

チーム医療への参画

入院中に栄養状態が低下すると、創傷治癒遅延・感染性合併症の発生・組織や臓器の機能不全などを招くことになります。私たち管理栄養士は、低栄養の進行を予防し治療効果を促進するために、栄養サポートチーム・褥瘡チーム・骨粗鬆症リエゾンチームなど様々なチーム医療の一員として携わり、多職種と連携して患者様の治療に貢献しております。

給食管理について

入院中の食事は患者様にとって大きな楽しみであり、また病態に合わせた食事内容を提供することで治療効果を高めることができます。当院では、医師の指示に基づいた最適な食事を適時適温にて提供しております。また、朝は特別メニュー食(パンメニュー)を準備しており、患者様のご希望に応じて提供しております。さらに、抗がん剤治療や妊娠悪阻などによる食欲不振時には、少しでも食べられるメニューを聞き取ったり、宗教上の禁止食にも対応したりと、満足して食べていただけるように可能な範囲で対応をさせていただきます。

法人内での連携について

管理栄養士の集まり

若竹会グループでは、定期的に法人内の管理栄養士が集まり、情報共有や意見交換を行っています。患者様や利用者様に満足していただけるよう、また法人内での栄養管理・給食管理をより良いものにしていけるよう、協力しながら日々の業務に取り組んでいます。