社会医療法人 若竹会 つくばセントラル病院の最先端の放射線治療をご紹介します。

サイバーナイフ

サイバーナイフは高精度ロボットアームに高エネルギーX線発生装置（リニアック）を組み合わせた最新鋭の定位放射線治療装置で、6軸のロボット寝台（ロボカウチ）と最新鋭追尾システムにより、治療中に体動などで標的（腫瘍）がずれても自動的に位置補正を行い、治療を続けることができます。リニアックから照射される6MVの高エネルギーX線と、可変コリメータや呼吸追尾システムなどを駆使することで、正常組織を避けて短時間に必要な線量を径が約６cm以下のがん病巣に対して照射することが可能です。

ラディザクト

最近の放射線治療では、正常組織への影響を最小限に抑えられる強度変調放射線治療（IMRT） が注目を集めています。ラディザクトはIMRTに特化した放射線治療装置で、ヘリカルCTスキャナーを応用して開発されました。その内部には位置決めと治療の両方に使える小型の高エネルギーＸ線発生装置（リニアック）が組み込まれています。様々な形状のがんに対して標的の位置を正確に捉えつつ、ビームの強度や形状を最適に変化させながら、360度全方向からX線照射をすることが可能です。