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 小児の手術と麻酔

2009年、当院における15歳以下の小児の手術は34件でした。

外科

ソケイヘルニア・急性虫垂炎・他

整形外科

骨折・ばね指・他

18

眼科

霰粒腫・眼瞼内反・他

泌尿器科

包茎・停留睾丸・他

口腔外科

埋伏歯・顎のう胞・他

脳外科

VPシャント関連・他

 

 

 


 小児の特徴は、まず「小さくて壊れやすい」こと。大切に丁寧に扱う必要があります。
そして「変化が早い」ことが挙げられます。酸素の供給が止まれば、
すぐに酸素不足になりますし、 糖補給を怠ると低血糖に陥りやすい。
環境からの影響を受けて体温が変動しやすい。 これらを踏まえて、
小児は丁寧に大切に扱い、こまめに注意深く観察することが必要です。
当院の小児手術は長時間手術や大量出血の可能性のある大手術などは
ほとんどありません。手術時間は1時間以内、出血少量で日帰りが可能であるか、
入院1週間程度の手術が多くなっています。その分、私達は、
手術室での体験が「恐い」「怖ろしい」「痛い」という様な不快な思いを残さないように、
心的外傷トラウマの原因にならないように心がけています。
そして子供にとって『快適な手術室』を目標に工夫をしています。

  1. 日帰り手術の実施…入院の必要が無ければ日帰り手術センターを利用して日帰り手術を実施しています。
  2. 手術当日入院の実施…入院が必要な場合も、可能であれば手術当日の入院を実施しています。
  3. 手術が決まったら事前に麻酔の説明をします…麻酔の必要性を本人に説明し、マスクを使って麻酔ガスを吸う練習をします。本番で使う麻酔ガスは甘い香りで、イチゴやバナナ、バニラなどの香りと似ています。マスクが嫌な場合には小さな注射でパッと眠る方法もあり、本人と相談をして決めます。保護者の方にも説明させて頂き、ご質問もお受けします。
  4. 保護者同伴で手術室に入室…手術室には保護者の方と一緒に入室していただき眠るまで側にいて頂きます。時々「一人で大丈夫」という頼もしい幼稚園児もいます。
  5. 手術室BGMにアニメソング・童謡を準備…小さな子供がいるスタッフも多いので、色々なアニメ主題歌や童謡のCDを準備して、かけています。緊張しているのであまり聞こえていないかも知れません。
  6. ガス麻酔による痛くない麻酔導入…マスクを嫌がらなければスムースに麻酔がかかって眠ってしまいます。時々、練習は上手だったのに、本番直前になって嫌がる場合もあります。状況によって対処させて頂いています。
  7. 各種の処置は入眠後に…泣かずに頑張って手術室に入ってきても、心電図モニターや血圧計などの装着中に、我慢できなくなって涙ぐむような場面を経験しています。ベッドに横になったら、すぐにガス麻酔を始めて、眠ってからモニター類を付けています。
  8. 手術終了覚醒時の点滴ラインの工夫…全身麻酔から醒める時は意識が朦朧として、「じっとしていてネ」と言っても判りません。点滴が抜けないように手や身体を押さえつけなければならない場面がよくありました。現在は、麻酔から醒める前に点滴の一部だけを腕に固定し、醒めたら、手も身体も自由に動けるように工夫しています。
  9. 覚醒時の疼痛対策…麻酔から醒める時に痛みがあると、朦朧状態で暴れることがあります。この時の痛みが少ないように、手術部位への局部麻酔の併用と覚醒前の鎮痛薬投与を行っています。どちらもいずれは切れて、手術によっては鎮痛薬の追加が必要になりますが、麻酔がしっかり醒めれば、暴れることは少なくなります。

ご質問があれば麻酔科にお問い合わせください。


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