歯科口腔外科

歯科口腔外科の特徴

当院歯科口腔外科は、平成6年4月に開設され、現在の診療内容は、歯科一般、訪問歯科診療、その他主に、口腔外科的疾患の治療(埋伏智歯抜歯、顎関節症、骨折、嚢胞、炎症、腫瘍、粘膜疾患、唾液腺疾患等)を行っています。歯科一般は、近歯科医院から紹介された有病者や当院通院中の有病者歯科治療(糖尿病、慢性腎不全による透析患者、高血圧、心疾患、脳血管障害など)を行っています。口腔外科的疾患としては、埋伏智歯と顎関節症が多く、約半数以上を占めています。年間新患患者は、1000名を超え、年間入院全麻手術も120件以上となっています。平成15年7月より、摂食嚥下障害患者に対して、摂食外来を開設し、嚥下内視鏡(VE)検査や嚥下造影(VF)検査などを行い摂食嚥下障害患者の治療にも取り組んでいます。

当院は病院という特性から、医療設備も充実しており、デジタルパントモ、X線断層、MRI、CT、超音波診断器などが設置されています。

病院内では、病棟における口腔ケア回診を行い、他科の入院患者に対しても病棟看護師と連携して、口腔機能管理を行っています。

がん患者に手術、化学療法、放射線治療において周術期等口腔機能管理を実施しています。緩和ケア病棟においても口腔ケア回診を行い、口腔管理を実施しQOLの向上に取り組んでいます。

また、近隣の開業医とは病診連携をとり、牛久市歯科医師会後援による牛久摂食支援勉強会を当院で行うなど、地域医療と密接な連携を取っています。

診療時間 9:00~17:00