ロービジョン外来を開設しました!*

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*ロービジョンとは?

両眼の矯正視力や視野が、社会生活に不自由を感じる程度に障害されている状態をロービジョン
といいます。
見えにくい まぶしい など日常生活で困ったり不便を感じていることは
ありませんか?
当眼科ではロービジョンの患者様のご希望により、

視覚補助具(ロービジョングッズ)の紹介
ロービジョングッズの選定と指導
サポート施設等の情報提供         等を行っています。


〜目次〜
*ロービジョングッズにはどんなものがあるの?
@当眼科で紹介できるロービジョングッズ
A補装具・日常生活用具の公的助成について
B購入までの流れ

身体障害者(視覚障害者)手帳の申請について
@視覚障害者の程度区分
A申請のしかた

サポート施設の情報提供

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@当眼科で紹介できるロービジョングッズ
1.拡大鏡(ルーペ)公的助成対象外

手持ち拡大鏡
いわゆる虫めがねといわれるもので、携帯が可能で低倍率から高倍率まで種類も多く、さまざまな場面で広範囲に活用できる補助具です。


【光源内蔵型拡大鏡】:エッシェンバッハ社製   7,857〜10,500円

LED電球内蔵なので暗い場所でも安心です。
拡大率はさまざまで、用途によって
使い分けするのもよいでしょう。



※右:【卓上型ルーペ】 8,190円
書物の上に置くだけで拡大像が得られ、
操作が容易であることから幼児や、高齢者にも利用できます。

左:【携帯用ルーペ】 4,410円
コンパクトで、首からつるせる紐がついています。

*文献:視能学  値段は潟gラストメディカルのもの参照


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* 見え方の比較

手持ち拡大読書器 と ルーペ の場合

★手持ち拡大読書器↓
★ルーペ↓


手持ち式拡大読書器では、
拡大範囲が広く歪みがあまり気になりません。
3段階の倍率変換もできます。

ルーペでは倍率は一定で
拡大範囲は制限され、
中心以外の歪みが気になります。


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* 見え方の比較

エッシェンバッハ社製のルーペ と 市販のルーペの場合


【エッシェンバッハ社製】

★照明OFF
★照明ON

【市販品】  

市販の品は、ほとんどが低倍率で、
光源内蔵の物は少なく
ロービジョン者には不向きです。


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2.拡大読書器(日常生活用具) 公的助成対象

対象の拡大像を画面に投影することで網膜像を拡大しているもので容易に高倍率が得られるほか
白黒反転の機能も備えています。持ち運びできる手持ちタイプもあります。


【拡大読書器】 198,000円〜
身体障害者手帳1〜6級の方は原則1割負担です

定価¥198,000
⇒患者様負担額 \19,800

新聞や手紙などの、見たいものを拡大して見ることができます。
・白地に黒文字
・黒地に白文字
・黒地に黄色字など、
コントラストを変えることが

できます。



【手持ち拡大読書器】 88,000円〜
※身体障害者手帳1〜6級 原則1割負担

定価¥88,000
⇒患者様負担額 \8.800

バッテリー内臓なので、銀行やお店などへの携帯に便利です。
・白地に黒文字
・黒地に白文字
・黒地に黄色字など
コントラストを変えることができます。


*文献:視能学  値段は潟gラストメディカルのもの参照


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3.単眼鏡(補装具) 公的助成対象

遠くの物を拡大する補助具です。小型の望遠鏡のようなもので、遠くのものが拡大してみえます。 中間距離から遠距離には不可欠な補助具です。通常と反対向きに使用すれば像は小さくなりますが、視野は拡大するので、末期緑内障や網膜色素変性症の患者様には便利です。


【焦点調節式単眼鏡】 12,000円〜
※身体障害者手帳1〜6級の方は原則1割負担です。

定価¥12,000
⇒患者様負担額 \1,200


通常の向きで使用
反対向きで使用

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4.遮光眼鏡(補装具) 公的助成対象

羞明の原因となる短波長をカットすることで眩しさを減らす一方、視感度の高い波長を透過することで明るさを確保しコントラストを改善することを目的としたレンズです。羞明を訴える幅広い疾患に有効です。


※身体障害者手帳1〜6級の方は原則1割負担です。



通常の眼鏡と同様に、遠視、近視、乱視を矯正し、症状に合わせたレンズカラーを選択します。
まぶしさの原因である短波長光を遮断するので、薄いカラーでもまぶしさを防ぎます。
度なしであれば、掛け眼鏡式や既製の眼鏡タイプもあります。


*文献:視能学


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A補装具・日常生活用具の公的助成について


※身体障害者手帳をお持ちの方

お住まいの市役所(福祉課)へ手続きを行うと原則1割負担で補装具・日常生活用具の購入が
できます。(※市町村や世帯の所得により異なることもございます。)


※耐用年数・上限額について

・耐用年数とは:各日常生活用具には、福祉課へ1度申請すると○○年間再申請できない期間があります。市町村によって異なります。
・上限額とは:各日常生活用具には、補助を給付するための上限が設けられています。上限額を超えた部分は自費での購入となります。


※各補装具・日常生活用具の対象等級、上限額について

・拡大読書器 対象 :1〜6級 上限額:198,000円
・単眼鏡 対象 :1〜6級 上限額:17,900円
・遮光眼鏡 対象 :1〜6級 上限額:前掛け式 21,500円 掛けメガネ式 30,000円
                          

*文献: 潟gラストメディカルのパンフレットから


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B補装具・日常生活用具の購入の流れ


※申請に必要なもの

・身体障害者手帳
・認印
・補装具支給申請書 または 日常生活用具申請書
・購入する品物の見積もり(業者から、ご本人のもとへ郵送される)
※処方箋(眼鏡の場合)
※医師の意見書(補装具の種類により,医師の意見書が必要な場合があります。 購入する前,障害福祉課にご相談ください。)


上記のものをお住まいの社会(障害)福祉課または各庁舎の窓口センターに提出してください。
※ご郵送でも受け付けております。

審査が行われ問題がなければご本人と業者の方に連絡がきます。



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※視覚障害者手帳の申請について


身体障害者福祉法では視覚障害を視力障害と視野障害に分けてその程度を示し障害程度等級表に1級から6級まで定めています。複数の障害が合併している場合は合計指数により等級を定めます。
眼科で受診後、市町村福祉事務所に申請をすることで身体障害者手帳が交付されます。


@視覚障害の程度区分

1級(指数18) 両眼の視力(万国式視力表によって測ったものをいい、 屈折異常のある者については、矯正視力について測ったものをいう。以下同じ)の和が0.01以下のもの。
2級(指数11) (1)両眼の視力の和が0.02以上0.04以下のもの。
(2)両眼の視野がそれぞれ10度以内でかつ両眼による視野について視能率による損失率が95%以上のもの。
3級(指数7) (1)両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの。
(2)両眼の視野がそれぞれ10度以内でかつ両眼による視野について視能率による損失率が90%以上のもの。
4級(指数4) (1)両眼の視力の和が0.09以上0.12以下のもの。
(2)両眼の視野がそれぞれ10度以内のもの 。
5級(指数2) (1)両眼の視力の和が0.13以上0.2以下のもの。
(2)両眼による視野の2分の1以上がかけているもの。
6級(指数1) 一眼の視力が0.02以下、他眼の視力が0.6以下のもので、両眼の視力の和が0.2を超えるもの
                          

※重複する場合
視力障害と視野障害の合計指数が、

  • 18以上  :1級
  • 11〜17?? :2級
  • 7〜10   :3級
  • 4〜6    :4級
  • 2〜3    :5級
  • 1      :6級   と認定されます。


*文献:視能学


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A申請の仕方


※手続きに必要なもの《牛久市の場合》

@印鑑 認印をお持ちください。
A写真 縦4cm×横3cmで、無帽、正面上半身、1年以内に撮影したもの2枚。
(フィルムプリントまたはカメラ店のデジタルプリント)
B診断書 所定の「身体障害者診断書・意見書」で、県が指定する医師が、3か月以内に作成したもの。
(診断書料の助成制度あり。1通5,000円まで)
C申請書類 社会福祉課窓口にあります。


お住まいの福祉事務所(市区町村役場の福祉課または障害福祉課)に提出します。
申請してから手帳が届くまでに2ヶ月位かかります。

 

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※サポート施設の情報提供


視覚障害のある方への社会復帰に向けた施設の紹介、お住まいの地域で受けられるボランティア団体等を、紹介しています。
●視覚障害者のための県内の施設 
茨城県立視覚障害者福祉センター/点字図書館
〒310-0055水戸市袴塚1-4-64 :029-221-0098
茨城県立盲学校
〒310-0055水戸市袴塚1-3-1 :029-221-3388

●各地域の障害者生活支援センター
福祉全般に関する相談、助言、福祉サービスの情報提供、交流の場の提供、催しへの参加などの利用ができます。

牛久市社会福祉協議会
 ボランティア・市民活動センター пF029-873-2111

つくば市社会福祉協議会 
 つくばボランティアセンター   пF029-879-5898
 障害者相談支援事業  пF029-879-5511

龍ヶ崎市 健康福祉部 社会福祉課 0297-60-1528

取手市 障害福祉課 0297-74-2141         

 

●リハビリテーション施設

国立身体障害者リハビリテーションセンター (生活・職業訓練施設)
〒359-8555埼玉県所沢市並木4-1 04-2995-3100

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